スタッフBlog

常滑市・知多市の久野歯科医院スタッフブログです。
定期的に当院からの新たなお知らせや矯正歯科治療の特徴、症例等について更新しております。是非ご覧下さい!

マイオブレイス・T4Kトレーナーの1Dayセミナーを受講する

題目:Direct Bonding BWS ハンズオンセミナー
講師:小田義仁先生
場所:品川カンファレンスセンター ホール

マイオブレイス・T4Kトレーナーの
1Dayセミナーに参加しました。

今回の場所は東京品川です。
私にとって品川といえばプリンスホテルを連想します。

昔の高輪プリンスは重厚なたたずまいで、
桜の咲く季節は結婚式のシーズンもあり桜の名所でもありました。
現在も私の好きな日本庭園は健在で、サクラタワーというプリンスの新館もできています。

今回はプリンスホテルのある高輪口の反対にある港南口から
セミナー会場である品川カンファレンスホールを目指します。

道の途中にはNTTのビルやソニーのビルなどがありその大きさに圧倒されました。
前回の新宿御苑であったセミナーとは違い予定通り定刻の前に到着し準備を整えて、
良い場所を確保してセミナーに望みました。

セミナー受講者は60名ほどで実習つきのセミナーとしては大人数で頭髪の薄い方が4名、
私を含めて白髪交じりのものが5名、女性が受講者の3分の1の20名超でした。

東京歯科大学の現在の学生でも男女比率は女性の方が多くなっています。

私見ですが今後歯科医療に従事する歯科医は外科系で手術などの体力を必要とする
診療科をのぞいて、女性の活躍する場面が多くなると思います。
物腰が柔らかく人に優しい女性には歯科医師は向いていると思います。

慢性疾患の歯周病の長期にわたる管理、むし歯の予防・口腔内の管理などきめの細かい対応が
必要になってきます。そのような場面に女性歯科医師は最適であると思っています。
もちろん繊細な口腔内の形成外科にも技術力のある女性の進出が目立つようになると思います。

講師の小田義仁先生は岡山大学歯学部を卒業された矯正歯科の認定医で一般歯科診療もされている
というお話でした。中国地方特有のイントネーションと方言を交えながら落ち着きのある口調で
症例をお示しいただきながらの講演でした。

第一部 マイオブレイス・トレーナーの症例の実際

午前の部では二部構成になっており、
第一部ではマイオブレイス・T4Kトレーナーの症例の実際を解説いただきました。

小田先生は一般矯正医でありご自身のマイオブレイス・T4Kトレーナーの位置づけ
乳歯列、混合歯列期の上顎前突、叢生に使用される軟らかい材質の顎機能矯正装置
低位舌(ロータング)、口呼吸などの悪習癖の除去のための補助装置であるとの事で
一般的な矯正治療の1期、2期治療の間で使用する場合もあることをお話いただきました。

またマイオブレイス・T4Kトレーナーの導入にあたって
● 子供の協力が得られること
● 鼻疾患のないこと(口呼吸の原因が鼻疾患にあり鼻の詰まっている子供には鼻呼吸はできない)
● 使用に適した年齢
● 歯牙素材の大きさの問題
などの注意事項も丁寧にご教示いただきました。

第二部 マイオブレイス(K1)・T4Kトレーナーについて

その後休憩を15分挟んで第2部でマイオブレイス(K1)・T4Kトレーナーについて
さらに詳しい解説をしていただきました。

マイオブレイス・T4Kトレーナーには多くの種類があります。

T4Kトレーナーは日本とシンガポール以外では販売しておらず、
他の国ではすべてマイオブレイスに切り替わっているそうです。
その理由は日本ではT4Kトレーナーがとても多く売れているからです。

マイオブレイス・T4Kトレーナーの使い分けについて
● どの種類をどのタイプの不正咬合に使用したらよいか。
● どのような不正咬合がマイオブレイス・T4Kトレーナーの適応症となるのか。
● マイオブレイスとT4Kトレーナーちがいについて。
● マイオブレイス・T4Kトレーナーの働き方と効果について。
● マイオブレイス・T4Kトレーナーのサイズからの選択と調整方法、研磨材料について。
● 歯列弓を側方へ広げる(側方拡大)意味、下顎の側方拡大の時期

などを具体的な症例を示してお話していただきました。

1時間の昼食と休憩でを挟んで後半の午後の部を受講しました。

午後の部はマイオブレイス・T4Kトレーナーを効果的に使うための資料の採取と診断についての
レクチャーとマイオブレイス・T4Kトレーナーと併用するダイレクトボンディングBWSの症例の
検討と作成方法の説明と実習を受けました。

午後の部 資料採得と診断について

マイオブレイス・T4Kトレーナーを使用しての治療のためだけではなく矯正歯科治療全般、
一般歯科治療全般で大切なことは正確な診断の元にしっかりとした治療の処置方針がたて
られて治療が行なわれることです。

そのためには資料の採取が必要となってきます。

矯正歯科治療を開始するための資料の取り方としてデジタルカメラによる口腔内写真の
撮影方法
簡易の頭部X線規格写真撮影の方法などを紹介していただきました。

以前に当コラムでお伝えしましたが口腔内を撮影するカメラの交換に迫られているので
とてもよい情報をいただきました。

簡易の頭部X線規格写真撮影の方法は大きな設備投資を必要とせずに骨格の診断ができる
ように工夫されたもので診断のために大切なセファロの分析に非常に役に立つものでした。

患者様が矯正相談でいらっしゃると、その患者様が子供、大人を問わず「マウスピースで
矯正歯科治療を希望する」とおっしゃる方が少なからずおみえになります。

マイオブレイス・T4Kトレーナーは矯正歯科治療に使用する顎機能矯正装置の1種で、
矯正歯科治療法の一つの手段です。

マイオブレイス・T4Kトレーナーが適応できるかどうかは適正で的確な診断のもとで
判断されます。すべての不正咬合の子供の患者様に適応できるものではありません。

BWSの解説とダイレクトボンディングBWSの作成方法・実習

つづいてBMSの解説と実習を受けました。

BWSはFarrell Bent Wire Systemの略称で上顎の歯列弓を前方、側方へ広げる(側方拡大)ことを促進させる装置です。

通常のBWSはバンドという装置にチューブという装置をつけてアーチ状に曲げられた部分と屈曲されたループからなるワイヤーをチュ−ブに装着して使用されるものですがバンドの装着が面倒で痛みを伴うこともあり、それまで築き上げてきた子供たちの信頼関係を崩してしまうことも考えられます。

その点、今回ご教示いただいたダイレクトボンディングによるDBSは簡便で操作性も良く一般的によく使用されるリンガルアーチ(舌側弧線装置)にも応用が可能で利点を多く感じることができました。

講師の先生のデモの待ち時間を利用しての模型を使用してのワイヤー
ベンディングの実習は久しぶりでしたが楽しくできました。

歯科医師の国家試験にも35年ほど前まで学科試験に加えて実技の試験がありました。
私たちが実技試験があった最後の国家試験合格者となりました。
現在の国家試験は学科試験のみで国家試験の合格者は卒後の臨床研修が義務づけられています。

マイオブレイス・T4Kトレーナーの講演会・セミナーを終えて

マイオブレイス・T4Kトレーナーの講演会、セミナーはこれで4回目になるのですが
回を重ねるごとに理解が深まり、今回は非常に臨床的、実戦的で細部にわたり詳しく
丁寧に解説していただきました。

自分の行なっている矯正歯科治療にとても役立つことに疑いはありません。

4回にわたり講演いただいた講師の先生方も非常に個性的な方が多く、
色々なご意見のある先生から教えを戴き、自分の治療スタイルに大いに参考になりました。

マイオブレイス・T4Kトレーナーの考え方、治療も重要なことですが適正で的確な診断を
行ない適応症を見極めて、その他の治療法に検討の余地を残し治療法の引き出しを多く
持つことも大切であることを確認できました。

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常滑市・知多市の歯科、矯正歯科
久野歯科医院 院長

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