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久野歯科医院コラム

お口の健康と全身の健康は密接に関連してます

常滑市・知多市の歯医者、久野歯科医院です。
皆様の役に立つ情報をお届けいたします。

お口の健康と全身の健康は密接に関連しており、歯科医療によって
様々な疾病のリスクを抑制できることが明らかになってきました。


認知症と歯科疾患とのかかわり

認知症にはアルツハイマー型認知症、レビー小体型認知症、前頭側頭型認知症、血管性認知症があります。

アルツハイマー型認知症

アルツハイマー型認知症は日本の認知症の高齢者の
原因疾患として最も多く半数以上を占めています。

病理学的にはアミロイドの蓄積から老人斑を形成し、タウ細胞内への
蓄積から神経原線維の変化が起こります。

最初に起こる症状は記憶の障害で、具体的には

同じ事を何度も聞く、
置忘れやしまい忘れが目立つ

ことからはじまることが多く、続いて

段取りが立てられない、
気候にあった服が選べない、
時間や場所の感覚が曖昧になる(見当識障害)

が加わります。

レビー小体型認知症

レビー小体型認知症は変性性の認知症では
アルツハイマー病についで多い疾患です。

障害される神経系が多系統で認知機能症状以外に

精神症状(リアルで具体的な幻視や妄想)や
パーキンソン症状(手が震えたり動きが遅くなり転びやすくなる)、
自律神経症状(立ちくらみや排尿障害、失神)

など色々な症状が出ます。

前頭側頭型認知症

前頭側頭型認知症は脳の前頭葉と側頭葉前部の病変が中心である
変性性の認知症でタウ蛋白の異常な蓄積が原因です。

前頭葉が主に障害されると人格や行動の変化が認められます。
側頭葉が障害されると言葉の障害が初期から目立ってきます。
言葉数が減り字を読んだり書いたりすることがむずかしくなります。
言葉の意味が失われます。

血管性認知症

血管性認知症はアルツハイマー型認知症の次に多い病気です。

脳の血管が詰まったり(脳梗塞)脳の血管が破裂したり(脳出血)して起こります。

高血圧症や糖尿病などの生活習慣病や心臓病などを治療して
規則正しい生活をすることで発症や進行の予防が可能です。

特徴
症状が突然現れたり、段階的に悪化・変動したりします。

認知症だけではなく脳が障害を受けた場所によって、
歩行障害、言葉が理解できない、
感情のコントロールができない
などの随伴症状が早期から見られます。

最近の考え方としてはアルツハイマー型認知症と血管性認知症、
脳血管障害の重なり合いから血管性認知症の位置づけがされています。

軽度認知障害(MCI)

軽度認知障害(MCI)とは記憶障害の訴えが
本人または家族から認められる。

日常生活動作(ADL)は正常。
全般的な認知機能は正常。
年齢や教育レベルの影響のみでは説明できない記憶障害がある。

認知症ではないのですがその1部がアルツハイマー型の認知症などへ進展していきます。
認知症の重症度の境界状態にあたります。

認知症の診断

CT・MRI・SPECT・FDG-PETなどの画像診断

ご本人や家族に対して
ご本人の記憶障害の調査・評価、
見当識障害の調査・評価と認知症、
判断・実行機能障害の調査・評価、
認知症のスクリーニングテスト
などを行ない認知症の診断がされます。

認知症の薬物療法

認知症、MCIの治療の多くには薬物が使われますが、がんの治療に使用される抗がん剤と同様に
完治できる決め手になるものは現在のところありません。

脳梗塞の予防薬、脳血管障害の治療薬であるシロスタゾール(プレタール)
アルツハイマー病に有効でありMCIや認知症の治療薬に使われています。

認知症の治療薬にはドネペジル(アリセプト)が代表的なお薬ですが、
平成23年にガランタミン、リバスチグミンが発売されました。

ガランタミン(レミニール)、リバスチグミン(リバスタッチ)
軽度から中等度に使用されリバスチグミンは貼るお薬です。
お薬の飲めない方にも使用できます。

メマンチン(メマリー)中等度から重度の認知症の方に使用され、
他の薬との併用が期待できます。

認知症の治療で薬を使用する際には薬の保管・管理と定期的に薬が飲めること、
薬の効果や副作用の観察が行えること、定期的な受診と服薬指導が受けられる
ことの投薬に際しての支援がポイントとなってきます。

大切なかかりつけの歯科医とのかかわり

8020運動の成果により80歳で20歯以上の歯のある人が50%を超えましたが、
80歳は認知症の好発年齢にあたります。

認知症になって歯科へのアクセスがとだえると
お口のセルフケア、プロフェッショナルケアが困難になり
お口のなかに根面う蝕をはじめ、
重度の歯周病、
カンジタ菌による口内炎、
咬傷による潰瘍

など様々なトラブルを生じることになります。
日頃からのかかりつけの歯科医とのかかわりも大切です。

わかってきた歯周病をはじめとする歯科疾患と認知症の関係

ラットの動物実験によりますと

歯周病菌が作り出す酪酸が血管を通じて脳にまで到達


脳組織に酸化ストレスを与える

長時間の酪産による酸化ストレスはアルツハイマー病を
引き起こす可能性
があることを報告しています。

高血圧症、糖尿病などの他の生活習慣病と同様に
歯周病の予防、治療を行うことにより
アルツハイマー病をはじめとする認知症の発症をふせぐことができる可能性があります。

またほかの研究によりますと歯の数が多いほど、または入れ歯による機能回復をするほど
認知症になりにくい結果がでています。

歯がほとんどなく入れ歯を利用していない人の認知症の発症リスク20本以上歯が残って
いる人の1.9倍
となっており、歯がほとんどないけれども、入れ歯を利用している人は
認知症の発症リスクを4割抑制することが可能
であるという報告がございます。

歯科はむし歯や歯周病、口内炎などの
お口の中の疾病だけではなく、
認知症にも大きく影響をあたえます。

関連記事: 歯周病と認知症の関係について
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常滑市・知多市の歯科、矯正歯科
久野歯科医院 院長

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