当院おすすめ記事はこちら▼
常滑の矯正歯科 久野歯科医院 ≫ スタッフBlog
常滑市の久野歯科医院スタッフブログです。
定期的に当院からの新たなお知らせや矯正歯科治療の特徴、症例等について更新しております。是非ご覧下さい!
歯ならび、不正咬合で、お悩みの方へ
常滑市の歯科、矯正歯科の久野歯科医院です。
了解をいただきました主に常滑市のご在住の患者様の
矯正歯科の治療経過を通して処置方針、治療期間、治療費用などをお知らせいたします。
どのように治療が進んでいくのか治療経過の写真を提示して説明してまいります。
上顎には0.14インチラウンド(断面の丸い)のニッケルチタンワイヤーを装着しています。
下顎には同様に0.14インチラウンド(断面の丸い)のニッケルチタンワイヤーを装着しました。
上顎の急速拡大装置はもうしばらく装着しておきます。
レベリングの治療をすすめます。
次回は常滑市大野町在住のMA様の治療経過を報告する予定です。
常滑の歯科、矯正歯科の久野歯科医院です。
東京歯科大学同窓会のクラス会に出席しました。
東京歯科大学は高山紀斎が開学した高山歯科が前身となっていて
1907年9月に東京歯科医専として設置認可され、その後1946年東京歯科大学となり
第2次世界大戦前(戦前)の旧制歯科大学、いわゆる旧六歯科大学のひとつです。
旧六歯科大学とは東京歯科大学、日本歯科大学、日本大学歯学部、大阪歯科大学の4校に加え
現在、公立の九州歯科大学、国立の東京医科歯科大学の6校のことをいいます。
東京歯科大学は日本最古の歯科大学で人材が豊富で、
愛知学院大学歯学部の創立当時は教授の半分が東京歯科大学から、
もう半分は東京医科歯科大学から派遣され、その後の松本歯科大学、
東北歯科大学(現奥羽大学歯学部)の創立時などにも教授を派遣してきました。
また国立大学の歯学部、医学部、私立の医学部にも教授を輩出しています。
また東京歯科大学は千葉県市川市に東京歯科大学市川総合病院があり、
外科、内科、眼科、産婦人科、耳鼻科、整形外科、皮膚科などの教授を
慈恵会医科大学、慶応大学医学部、東京女子医大などから招聘しています。
東京歯科大学は30年ほど前に文京区神田三崎町から水道橋病院のみを残し、
大学本体をを千葉県の稲毛に移転しましたが
7,8年前から水道橋病院の周辺が整理され再び大学本体が都内への移転が繰り返し行なわれ、
今回西棟が完成し移転が完了したことになります。
西棟には歯科衛生士専門学校から4年制の短期大学となった
東京歯科大学短期大学も設置されています。
今後、超高齢者社会では歯科衛生士の役割が非常に重要になってきます。
今回、クラス会の開催の前に希望者に移転が完了し、
完成した西棟をふくめた東京歯科大学病院のなかを見学することが許されました。
見学会の前に水道橋駅に早めに到着し
雨の中、水道橋駅界隈を散策しました。
JR中央線のガード沿いに東京歯科大学病院の横を入っていくと
三崎神社があります。
三崎神社につづいて今回完成した西棟の玄関が見えてきます。
そこには私の学生時代には3棟ほどの雑居ビルに小さなスナックや
雀荘、喫茶店が各々に入店しておりました。
ガードをくぐらずにもう1本脇の細い道をすすみますと
水道橋病院で臨床実習をしていた5年〜6年生の頃
よく行っていたレストランがあります。
場所は少し変わったようですが、そこで昼食を摂る事にしました。
私が通っていた頃の名物ランチは
今でも健在で名前をスタミナサラダといい、
それは木製のボウル状の器に野菜サラダが盛られたもののうえに
ソテーされた豚肉の薄切りがのっています。
そのサラダのうえに牛肉がのればビーフサラダになります。
休日の非日常を楽しむために定番としているビールを注文してスタミナサラダを食べ、
店主の方と現学長の軽い噂話と昔話をしてほろ酔い気分で店を後にしました。
集合時間にはまだ時間があります。
今度は反対の方向で水道橋駅より御茶ノ水駅に線路に沿って
「さいかち坂」と名前が付けられた坂道を登っていきました。
坂を上っていく途中ではJR中央線の線路と神田川を挟んで
左手前方に順天堂医大、さらにその前方に医科歯科大が見えてきます。
右手には東京デザイナー学院、駿台予備校を通り過ぎ、
坂を上りきる頃に東京歯科大学のさいかち校舎にたどりつきます。
東京歯科大学は水道橋病院、南棟、西棟と3年生、4年生、6年生が学ぶ本館と
1年〜2年の学生が学ぶ、さいかち校舎から成っています。
校舎、病院が分散していることは学生が移動するには面倒なことと思いますが、
節目に校舎が変わり進学していくことは学生のモチベーションを高く保ち、維持されることでしょう。
集合時間が迫って来たので集合場所である病院玄関に戻りました。
すでに懐かしい顔の同級生が集まり始めており、 見学希望者10数名で定刻どおり病院受付より見学が始まりました。
病院玄関を入り、すぐ右手の壁面には東京歯科大学創立者の一人である
血脇守之助と野口英世の絵がかけてあるのが確認できます。
病院受付の口腔外科では手術室まで案内していただきましたが、ここ
では年間180例の顎変形症の手術があり、その数は日本一だそうです。
それにともなう術前矯正もありますから矯正治療に関しても多くの
患者様が来院されていることが推測されます。
放射線科にはコーンビームCTはもちろんのこと医科のヘリカルCTまで
備え付けてありました。
つづいて補綴科、インプラント科と見学しました。
補綴科のユニットチェアー(診療台)は2年ほど前に買い換えました
常滑の久野歯科医院と全く同じものが設置されておりました。
したがって久野歯科医院で歯科治療を受けてくださっている患者様は
東京歯科大学の補綴科で診療をうけているのと同等の設備で治療を
受けていただいていると思っています。
インプラント科の受付と待合室は特別に同一フロアー内でも仕切られ
ており高級感がありました。
さらにインプラント科のオペ室もみせていただきました。
その後、新しくできた西棟の先生以外は男子禁制の東京歯科大学短期
大学の口腔ケア、リハビリテーションについての高度なスキルを習得
するための教室と実習室を見学しました。
そのほかホールを案内していただき、見学会は終了となりました。
それから南棟へ移動してクラス会の総会が行なわれ、クラス会会長挨拶、報告、
次回開催について話があったあと東京都歯科医師会の役員の同級生より、
1時間ほど医事紛争と医療安全について具体例を提示しての講演がありました。
● 患者様の話を十分にお聞きし、
● 患者様との間の信頼関係を築き、
● 客観的な資料をそろえて、
● しっかりとした診断を元に説明を行い、診療すること
が、とても大切であることを再確認させてもらいました。
総会終了後は場所を変えてクラス会のメインである懇親会に参加しま
した。
懇親会から参加した同級生も多く、大学の卒業式後の謝恩会の行なわれ
た思い出のホテルにて懇親会がおこなわれました。
同級生のなかには頭髪の薄くなった者、頭髪が急に多く生えてきたように
見える者、日頃から習っている歌をきらびやかな衣装で披露する者など
様々ですが学生時代を共に過ごしてきた面影と雰囲気は皆変わりませんでした。
私はシェフの切ってくれたローストビーフを食べただけでひたすら飲んでおりました。
2次会も幹事がセットしてくれていて大部分の者が参加したのですが3次会まで付き合い、
何時になく飲みすぎてしまいました。
翌日は雨足も強くなり、天気予報も天候のさらなる悪化を伝えていたので計画していた
予定をすべて取りやめにして家路につきました。
早めに帰った今回は明日からの診療のためには
体力、気力の温存ができてよかったとおもっています。
常滑市の歯科、矯正歯科
久野歯科医院 院長