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常滑の矯正歯科 久野歯科医院 ≫ 見えない矯正歯科
矯正治療を行うにあたり矯正のブレースとワイヤーをつけるのに抵抗がある、職業上矯正装置がつけられないなど、目立たない矯正装置の要望は昔から多くありました。
その要望に答えるべく、セラミックブラケット+審美ワイヤー、 舌側矯正(リンガル)、マウスピース矯正などの方法が開発されてきました。
マウスピース矯正はC.P.A(クリアプラスティックアプライアンス)と呼ばれインビザライン、クリアアライナー、エシックス、ストレートライン、
アクアシステム、Demなど開発者や開発国などにより多くの種類が存在します。
久野歯科医院では数多くのC.P.Aの中からクリアアライナー(アソアライナー)を採用しております。
アソアライナーは透明なマウスピース様のアライナーという装置で歯科矯正治療を行います。
C.P.A(クリア・プラスティック・アプライアンス)とかインビジブル・オルソドンティック・アプライアンスとよばれている矯正歯科治療の方法のひとつです。
アソアライナーは透明で薄く審美的に優れたマウスピース型の矯正装置です。
アソアライナーはデジタルスキャナーによるスキャンのデータから3Dプリンターを利用して模型を製作してアライナーをつくります。
歯を適正な位置に移動させる原理は材料の弾性を利用して必要な矯正力を必要な部位に加えることで歯を移動させる仕組みとなっております。
透明なのでアライナーを装着して歯科矯正治療を受けていることを他の人に気づかれにくく、仕事の関係や部活などで、はずさなければならない状況のばあいには取り外し(着脱)が可能です。
矯正治療装置が取り外しができることは目立たないことと並び大きな利点ですが、おおきな欠点でもあります。
アソアライナーは一般的な取り外しのできる顎機能矯正装置(ファンクショナル・アプライアンス)と同様に患者様のアライナー(マウスピース)の装着時間と治療効果との間には大きな相関がございます。
マウスピース装置を装着しなければ治療の効果は望めません。
マウスピースをリテーナーケースに入れてハンドバッグやポーチを持ち歩いていても装着しなければ何にもなりません。
患者様自身の協力の程度が治療期間、治療結果に直接大きく影響いたします。
少なくとも17時間、できれば20時間連続して装着してはじめて良好な歯科矯正治療効果が得られます。
17時間~20時間の装着ということは食事と歯磨きの時以外は必ず口腔内に装着していることを意味します。
常滑市の歯科、矯正歯科の久野歯科医院ではマウスピース矯正をご希望の方でマウスピース矯正で治療可能な方(適応症の患者様)にはトライアルアライナーを作成・装着いただき、長時間の装置の装着が可能か判断いたします。
一般的にはアソアライナーはマウスピースの厚みにより硬さがソフト・ミディアム・ハードの3タイプを1組にしており、まずソフトタイプを最低でも10日間、その後ミディアムタイプを10日間、ハードタイプを10日以上装着します。装着する時には軽く両手ではめてから優しく何回か咬み込んで装着します。
アライナー(マウスピース)装着時にお渡しするシリコンチューブを使って適時、かみこみ運動を行うことにより、 より確実な矯正治療効果があらわれます。
新しいアライナーをはめると歯とアライナーの隙間に空気が入ってしまい曇りができてしまい、一時的に審美性に欠けることがございますがその場合にはアライナーを水にしたし水滴をつけた状態のまま装着していただくと透明度が高まり、審美性が向上いたします。
食事の後は一般的なワイヤー矯正治療(ボンディング・アプライアンス)と同様に、むし歯の発生の危険や歯周病の悪化をふせぐためにしっかりとした歯口清掃(ブラッシングなどの口腔セルフケア)が重要となります。
歯口清掃(ブラッシングなどの口腔セルフケア)がされていないと食べかすがマウスピースと歯の間に挟まり唾液による自浄作用、緩衝作用が低下するとむし歯の発生の危険や歯周病の悪化が起こります。
お口からはずした時の軽く流水で洗う程度でよろしいかと思います。
順調に治療がすすめば、2週間ほどでアライナーを交換していきますので臭い等の発生は少ないかとおもいます。
後戻りの防止のためリテーナーとして比較的長期に使用するなどで臭いが気になるようでしたら専用の除菌消臭効果のある矯正装置用洗浄剤も容易・準備いたしております。
むし歯、歯周病の予防、治療を目的とした3DS(Dental Drug Delivery System デンタル ドラッグ デリバリィー システム)への応用も可能です。
叢生の治療や前歯を後方に下げる治療を行う時にはストリッピング(IPR:インタープロキシマルリダクション)を行うことがしばしばございます。
ストリッピング(IPR:インタープロキシマルリダクション)とは矯正歯科治療において歯の移動スペースを獲得する一方法でございます。
歯と歯の間にやすりを入れたり、切削する道具を使用して歯のサイド(隣接面)を少し削って歯の移動できる隙間(スペース)をつくることをいいます。
歯の構造は歯の中心部に神経・血管を含んだ組織の歯髄がありその周りに象牙質があります。
象牙質の外側にエナメル質があります。
エナメル質の厚みは2mmといわれており歯を削ることに不安のある患者様がみえますが、歯の健康に影響の出ないエナメル質の範囲で切削するので痛みはなく、むし歯になる可能性は少ないと考えています。
ストリッピング後にはフッ化物を塗布し、エナメル質の強化にも努めます。
ストリッピングはブラックトライアングルをなくす効果も期待ができます。
ブラックトライアングルとは歯と歯の間に隙間が生じることにより歯ぐきに近い部分に黒い3角の空間ができる状態のことを言います。
ストリッピングを行うことにより点状の歯と歯の接触点(コンタクトポイント)を面状にして歯ぐきから5mm以内に接触点を設定することでブラックトライアングルをなくす効果が得られます。
審美歯科領域にも応用されています。
■クリアアライナー(アソアライナー)には適応症があります。
■非適応症
適応が限られます。
つまり、矯正治療が必要な、すべてのケースに万能に採用でき効果があるわけではないのです。
適応症はほかのC.P.Aもほぼ変わりがありません。
当院がクリアアライナー(アソアライナー)を主に採用している理由はインビザラインと比較してクリアアライナー(アソアライナー)は、
などのメリットが挙げられます。
まず最初に相談・診断をしてもらって、クリアアライナー(アソアライナー)で矯正歯科治療ができるか診察してもらいましょう。
下の写真はクリアアライナーの実物の写真です。左よりソフト、ミディアム、ハードです。
クリアアライナー(アソアライナー)は材料の弾性を利用して歯を移動させる装置です。
連続的に装置を装着することのよって治療効果が発揮されます。
他の取り外しのできる矯正装置と同じように装置を装着しなければ治療が進みません。
アソアライナーによる矯正歯科治療の効果には患者の協力度が非常におおきく影響します。
またクリアアライナー(アソアライナー)での矯正歯科治療では
ブラケットとワイヤーによる矯正治療に代表される他の治療法と同様に痛みを感じる可能性があります。
● クリアアライナー(アソアライナー)による治療中は硬い食べ物や繊維質を多く含む食品を避けましょう。
● クリアアライナー(アソアライナー)の効果を確実に挙げるためにシリコンチューブやバイトブロックなどを利用したか見込み運動をおこないましょう。
● 食事の時に装置ははずすのですが、食事が終わったら直ちにしっかりとお口の清掃を行い装着してくだい。
● 極端な痛みを感じることがあったら装着を中止して担当の歯医者に連絡相談しましょう。
● 1日17時間以上の装着が必要です。12時間以下の装着では治療期間の延長や治療効果が得られず、治療目標の達成が難しくなります。
アソアライナーを提供しているアソインターナショナルによる、アソアライナーの解説動画です。
セミナーは東京、大阪、時々福岡と札幌が多く今回、中部地方三重県の四日市でのセミナーに参加することができました。
講師の先生は東京の原宿、表参道で開業されているバイタリティのありそうな方でした。
患者様にはモデルの卵やタレントの予備軍も多くいるそうで久野歯科医院ではありえません。
私にはクリアアライナーの名称のほうがなじみがありましたが2010年から、より正確な歯の移動を可能にする新しいソフトウエアが開発され、それを期にアソアライナーと名称の変更があったようです。
透明で薄く審美的に優れたマウスピース型の取り外しにできる、いわば「見えない矯正装置」です。
通常では1ヶ月に1度の間隔で歯型を取り、そのつどアライナーをつくって患者様に装着していただきます。
厚みの違うソフト、ミディアム、ハードの3種類のアライナーで歯を動かす力をコントロールして痛みを和らげます。
当院が最初、透明な矯正装置の各種システムの中からクリアアライナーを採用した理由は適応症に相応な無理のない症例写真が提示されていて仕上がりがきれいであったことでした。
近々、アソアライナーでの治療の方がございます。
患者様のご了承が得られましたら当サイトにてご報告できると思います。
写真はアソアライナーのリーフレットより抜粋
叢生症例の治療手順の例を示します。
1.歯列弓の拡大
歯を正常な位置に動かすためのスペースを得るために最初に歯列弓の拡大を行います。
拡大は拡大を行う方向により側方拡大、 Y字拡大、前方拡大などを行います。
2.段階的な配列
捻転の改善など段階的に歯が並ぶように治療します。
3.必要に応じてストリッピング(IPR)
捻転の改善後にストリッピングを必要に応じて行います。
4.空隙の閉鎖
ストリッピングにてできたスペースを閉鎖しながら細かな治療を行います。
5.必要に応じてオーバーコレクション
最終アライナーをリテーナーとして保定に使用します。
6.保定
アソアライナーでの治療例を示します。
上顎の前歯部の空隙閉鎖の症例です。主訴は前歯部の空隙です。
中切歯部に比較的ひろい隙間が存在します。
患者様のお話を伺うところによりますと(問診)最近歯が移動して隙間を生じたわけではなく以前からのものであり今回マウスピースによる歯科矯正治療をご希望して来院されました。
空隙閉鎖(スペースクローズ)はアソアライナーが最も得意とする移動です。
本格矯正終了時のバンドスペースの閉鎖や後戻り、舌側矯正の前準備などにも幅広く応用が可能です。
ステップ1のアソアライナーのハードタイプまで装着完了した写真です。
アソアライナーでの矯正治療には適応症があります。
すべての不正咬合に対応することはできません。
しっかりとした診断を受け、アソアライナーで治療が可能かどうか十分な検討と説明をうけることが大切です。
上下のかみ合わせの状態により治療範囲が拡大する可能性もございます。
3個で1ステップ・1セットです |
アソアライナーソフト装着時 | アソアライナー非装着 |
1クールでソフト、ミディアム、ハードの3つの厚みの違う装置を使用しますが、
ひとつの装置に対して10日から2週間ほど装着の後、次の装置を装着します。
したがって装着時に軽く水道水で洗い流す程度で良いと思います。
患者様のご希望をお聞きして、質問にお答えします。 |
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了承いただきましたら、診断のための資料取りをいたします。 |
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採取した資料を元に正確な診断をおこない、治療計画を提示いたします。 |
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当院の矯正歯科治療を理解して、治療承諾書に署名していただきましたら |
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ソフトアライナーで着脱のトレーニングを行い、 |
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歯がきれいにならびましても後戻りの危険がありますので、 |