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常滑の矯正歯科 久野歯科医院 ≫ 久野歯科医院コラム
常滑市の歯医者、久野歯科医院です。
皆様の役に立つ情報をお届けいたします。
患者様が矯正歯科治療を開始するには
様々な超えなければならないハードルがあると考えられます。
矯正歯科治療のための装置ブレース(ブラケット)がみえる
当コラム、当ブログでお知らせしているように
矯正歯科治療にふみだせない大きな問題のひとつです。
矯正歯科治療を
めだたないように 人に気づかれないようにするためには
舌側(裏側・リンガル)矯正や
アソアライナー・インビザラインに代表される
マウスピース矯正があります。
しかしいずれもオールマイティではありません。
通常の歯の表側に装置をつける矯正歯科治療においても
・セラミックブラケット
・プラスティックブラケットにゴールド色のワイヤー
・ホワイトコーティングが施された審美ワイヤーなど
装置が目立たないように工夫されてきています。
すべてリンガルでできれば表側の矯正はなくなってしまってもよいのではないでしょうか?
白い歯できれいな歯ならびが健康と美と知性のシンボルであるアメリカでの主流の
ブラケット装置はメタルブラケットです。歯への年間投資額は日本の6倍です。
リンガル、マウスピースで長い期間、装置を装着するのなら
表側で極力目立たないような装置を選びリンガルよりも短い時間で
より確実に歯科矯正治療を完了したほうがよい場合も多くあるとかんがえています。
「少しの勇気と覚悟をもって歯科矯正治療を受けましょう」
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審美矯正 |
矯正歯科治療はとても長い時間がかかる
一般的に矯正歯科治療は3次元的な歯の情報の入っている装置(ブラケット)を歯に付けて
ワイヤーにてゆっくりと歯を適正な位置に移動させます。
歯を移動させるには弱く持続的な適正な力が重要で強い力をくわえても歯はうまく移動せず
逆に歯根吸収や歯髄の壊死などを引き起こす可能性があります。
特に成人の矯正歯科治療は注意を要します。
常滑の歯科、矯正歯科の久野歯科医院では
おおよその動的治療期間を症例により長びくこともありますが
・非抜歯症例(歯を抜かない)で約2年
・抜歯症例(歯を抜く)で約2年6ヶ月
としています。
抜歯症例の場合
歯を適正な位置に移動させる距離が大きいため
一般的には非抜歯症例より矯正歯科治療の時間が長くかかります。
また患者様の色々な事情により無断キャンセルや突然の来院が頻発しますと
予定通り治療がすすまず確実に治療期間が延長してしまいます。
連絡のない未来院も矯正歯科治療の予定が大きく狂います。
装置が取れていたりすると装置の再装着だけでも余分な時間がかかり、
それが矯正歯科治療の期間に影響する場合もございます。
患者様のために確保してある矯正歯科治療の予約時間は
患者様にとりましても当院にとりましてもとても貴重な時間となります。
「少しの勇気と覚悟をもって歯科矯正治療を受けましょう」
矯正歯科治療は保険が利かず、自由自費診療である。
顎の変形が著明で何かしらの疾患をお持ちの患者様の場合で手術が必要な顎変形症の場合には
保険診療が認められますが一般的には矯正歯科治療は保険が利かず、自由自費診療です。
自費診療には保険診療のように1部負担金が生じないので全額本人負担となります。
常滑の歯科、矯正歯科の久野歯科医院では現時点では
本格矯正の費用は60万円(税込)から、
部分矯正は20万円(税込)からとなっております。
当院が本格的に矯正歯科治療を開始してから消費税率が3%、5%と上昇し
現在8%で近いうちに10%になりますがこの30年間値上げは一切しておりません。
実質、消費税分の値引きとなっております。
当院は分割での矯正歯科治療費の納付も可能です(利息なし)。
動的な矯正歯科治療に費やす期間は抜歯症例で2年6ヶ月(30ヶ月)です。
月割りをすれば月々2万円の矯正歯科治療費となります。
歯を切削するという体の一部を犠牲にして得られる審美性の高い人工物(セラミクスによる修復物)を
歯に装着するのではなく(美容外科の歯科部でも採用されている方法です)、矯正歯科治療で得られた
歯列の美しさはまちがいなく貴方の体の一部分となるのです。
月々2万円で2年6ヵ月後には美しく健康で知的なあなたになることができるのです。
そのための60万円は決して高価なものではないと考えています。
矯正歯科治療は歯列の矯正を通じて適正な咬合状態を回復し咀嚼機能を改善するために行なわれるので
医療費控除の対象となります。
「少しの勇気と覚悟をもって歯科矯正治療を受けましょう」
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歯を抜いて治療する事が多い
スペースの確保が十分できず、矯正歯科治療が満足できる結果えられないと
予想される場合に「歯を抜く」ことによりスペースを獲得、確保することがあります。
矯正歯科治療を希望されるすべての患者様で
「歯を抜く」ことを前提としているわけではありません。
現在の矯正歯科治療は
歯を抜かずに矯正歯科治療を行うことを第1に考えています。
大切な歯を抜歯して矯正歯科治療を行うことは矯正歯科治療のマイナス面であることは明白です。
しかし叢生や八重歯を抜歯をおこなって治療し、その結果ブラッシングに代表される歯周病の
セルフケアが非常に簡単に効率よく確実に行なえることが可能になることで将来の歯周病の
予防効果を大きく上げることが可能となったり、上顎前突(出っ歯)を抜歯をおこなって
矯正歯科治療を行うことで口元の緊張が改善され口呼吸から鼻呼吸への移行が安易になり
体の長期的な健康な体を獲得することができます。
口呼吸の弊害と鼻呼吸の重要性については当コラムでお話しております。
抜歯をおこなって矯正歯科治療を行うことで患者様の将来的な健康に寄与する
大きなメリットがあれば「歯を抜いて」の治療も必要ではないかと考えています。
「少しの勇気と覚悟をもって歯科矯正治療を受けましょう」
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口呼吸と歯周病、むし歯、不正咬合などの歯科疾患について |
矯正歯科治療中、歯が痛い
歯を本来の正しい位置に移動させしっかりとかみ合わせを成立させるためには
歯を移動させる必要がございます。
装置(ブラケット)を歯に付けてワイヤーにてゆっくりと歯を適正な位置に
移動させるのですが、そのときに鈍い持続的な痛みが生じます。
とくに最初に装着するイニシャルワイヤー装着時に痛みが生じることが多くあります。
この痛みは3日〜1週間ほど治療がすすむにつれ痛みも和らいでいきます。
この痛みのある時期は柔らかい食品をとっていただくことになりますが
長い期間持続する痛みではありません。
痛みに対する感受性も患者様により違います。
そのほかにも装置と口腔粘膜の接触によって生じる
唇の内側の粘膜や頬の粘膜の傷による痛みがございます。
矯正歯科治療のために必要な抜歯後の痛みなどもございます。
痛みに対してはその時々の状況を十分に把握し
患者様にお話を伺いながらそれぞれの痛みに対応してまいります。
「少しの勇気と覚悟をもって歯科矯正治療を受けましょう」
関連記事: | 矯正歯科治療中の痛みについて |
以上は矯正歯科治療を行う場合に考えられる代表的な問題ですが、
このハードルをすべてなくすことは現在の矯正歯科治療の現場では不可能です。
このハードルは患者様に越えていただかねばなりません。
しかしこのハードルを少しでも低くすることは可能であると考えています。
物事を新しく始めようとするときには少しの勇気と覚悟が必要です。
矯正歯科治療もそれと同じように
「矯正歯科治療を開始するには少しの勇気と覚悟」が必要です。
少しの勇気と覚悟があれば、このハードルは案外簡単に越えられるのではないかと思っています。
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