常滑市の頼れる歯医者 久野歯科医院です
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智歯周囲炎とは

親知らずはお口の中の一番奥にあって、歯が生えて来る場所が足らないために、しばしばはえてくる方向が異常であったり歯が生えて来る場所が違っていたりします。
半分ほどしか歯冠の部分が見えていない状態で生えていたり、ときには横になった状態ですっかりと埋まっている場合もあります。
そのために歯冠の部分に深い歯周ポケットができて、食べかすが溜まりやすく細菌の繁殖をきたします。
上下の歯をかみ合わせたときに粘膜が傷ついて、それが直接的、間接的に原因となって親知らずの周囲に炎症を起こします。
特に下顎の智歯周囲炎にはなりやすく、炎症が周囲の組織・部位に拡がっていきます。
下顎の智歯周囲炎
最初は親知らずの周りの歯ぐきの縁が赤くなり腫れと痛みが出てきます。
そのせいで食べ物が摂りにくいなどの不快な症状がでてきます。
炎症が進んでくると第2大臼歯から親知らずの後ろ側にかけて歯ぐきが腫れ、膿を持ってきて赤くなり強い痛みがでてきます。
さらに口が開きにくくなったり(開口障害)、唾を飲み込むと痛み(嚥下痛)が出たりします。
顎の下にあるリンパ節が腫れて、触れるようになり触ると違和感や痛みを感じるようになってきます。
全身的には38度以上発熱することもあります
上顎の智歯周囲炎
下顎の智歯周囲炎にくらべると頻度はとても少ないです。症状は下顎の場合と同様です。
智歯周囲炎ではないのですが、親知らずの歯冠の部分が頬の粘膜を刺激して潰瘍をつくることがあります。
頬の粘膜が傷つけられるので痛みを伴います
智歯周囲炎の処置
第2大臼歯から親知らずの後ろ側の歯肉の部分やそこに形成された歯周ポケットの中を生理食塩水やポピドンヨード(イソジン)のうがい液で静かにやさしく洗浄を繰り返します。
腫れや症状が軽快するまで洗浄を繰り返し行うことが効果的です。
歯茎が腫れて膿を持っているときにも膿を洗い流すように静かに洗浄を繰り返しおこないます。
場合によっては切開を行い膿を出すこともあります。
薬物療法として抗生剤と消炎鎮痛剤を飲んでいただき、うがい液にてよくうがいをしてもらいます。
