不正咬合で、お悩みの方へ 常滑市の歯科、矯正歯科の久野歯科医院です。
皆様に役に立つ矯正歯科の情報をわかりやすくお知らせします
了解をいただきました主に常滑市のご在住の患者様の矯正歯科の治療経過を通して処置方針、治療期間、治療費用、治療に伴う副作用などについてお知らせいたします。
どのように治療が進んでいくのか治療経過の写真を提示して説明してまいります。
常滑市在住の y.m様 女性21才 八重歯と叢生 抜歯症例
治療経過
上顎の左右の第Ⅰ小臼歯の抜歯を行ない、上顎のレベリングを開始しました。
上顎左側の脇の歯(側切歯)が部分的に反対咬合になっています。
上顎左側側切歯が正常咬合になると下顎が下がる可能性があるので上顎の矯正歯科治療を先行させます。
下顎の第Ⅰ小臼歯の抜歯が必要かどうかはその後、判断します。
上顎に装着する最初のワイヤーは断面の丸い0.14ニッケルチタンワイヤーで、ワイヤーの半分の唇側部分にホワイトコーティングが施してあるエステッティックワイヤーです。
前歯には当院の標準的なプラスティックのブラケットでシルバースロットのクリアブラケットを使用しています。
y.mさまは先にご報告いたしました
w.rさまと同じようにセラミックブラケットとエステッティックワイヤーで治療をご希望していますが、今後のブラケットポジションの変更を考慮してw.rさまと同様にクリアブラケットで矯正歯科治療をスタートします。
上顎第1大臼歯には固定源としてナンスのホールディングアーチという装置が装着されています。
使用材料について
使用ブラケットは6前歯部にはデンツプライ・シロナのクリアブラケット・シルバースロット、ロスのセットアップ、小臼歯部にはTPジャパン社のIn Vueセラミックブラケット、第Ⅰ大臼歯にはトミー社製のコンバーチブルのダブルチューブ、第2大臼歯にはトミー社製シングルチューブを使用しました。
使用ワイヤーはTPジャパンの0.14インチニッケルチタン・エステッティック・ラウンドワイヤーを使用しています