常滑で112年の歴史のある歯医者 久野歯科医院です
皆様に役に立つ矯正歯科の情報をわかりやすくお知らせします
エクストルージョン、矯正治療による歯根の挺出について(その4)
治療の経過
歯根が上方に挺出したら、エクストルージョンで増えた硬く健康な歯肉と歯槽骨を成型するために小手術をおこないます。
下の写真は小手術の後の歯肉の落ち着いてきた写真です。
むし歯の部分を徹底的に取り除いた結果、残った健康な歯質が歯肉に近くなってしまいましたが、歯肉の上に歯根の全周囲に歯質を残すことができました
その後歯肉が落ち着いてきたら歯根に支えを持たせるように造られた歯の代わりとなる金属の築造物を装着します。
下の写真は歯に変わる土台が金属で造られ、整理された写真です。
金属と歯根はどちらにも強力に接着する接着性の材料で接着され、金属と歯が一塊(一体化)となるように計られています。
周辺の歯肉の状態は未だに発赤や腫れが残っています。
歯周病の治療用装置として仮歯を装着して歯肉炎の基本治療を継続して行ないます。