常滑で112年の歴史のある歯医者 久野歯科医院です
皆様に役に立つ歯科の情報をわかりやすくお知らせします
早寝・早起き・朝ごはんを始めましょう
大人も子供も大いそがし
現代では大人も子供も時間に追われて忙しい日々をすごしています。
大人は家族のために家庭を守り、社会で働き、子供は学力向上のために学習することに時間をとり、自分の時間の取れるのは夜遅くになってしまうことは想像できます。
しかし夜更かしすることで遅寝になり、遅い起床となることで朝食を食べずに抜いていると学力、意欲、記憶力の低下につながります。
特に子供の健やかな、成長・発育、精神の安定のために家庭で早寝・早起き・朝ごはんを心がけましょう。
早寝・早起き・朝ごはんを毎日続けていると、頭がスッキリして、体も伸び伸びとしてきます生活によいリズムができると勉強やスポーツで全力を出しやすくなって朝の排便も習慣になります。
早寝
昔から「寝る子は育つ」と言われていますが、睡眠には身心の疲労を回復させ、脳や体を成長させる働きがあります成長に欠かせない脳内物質の睡眠促進ホルモンのメラトニンや成長ホルモンは眠っている間に活発に分泌されるため成長期の子供には早寝をこころがけましょう。
理想的な睡眠時間の目安は3~5歳では11~13時間、小学生では10~11時間、中学生以上では8~9時間です。寝相にも注意しましょう。
うつぶせ寝は避け、あお向け寝を心がけましょう。
早起き
朝日を浴びると脳を目覚めさせる脳内物質のセロトニンが多く分泌され頭がすっきりとして集中力が高まります。
自律神経の体を休める副交感神経優位な状態から体を活発にに動かせる交感神経優位な状態に切り替わり、朝から元気よく動ける状態を作り出します。
起きたらすぐの歯磨きには免疫力を高め、風邪をひかない体をつくります。
朝ごはん
脳の唯一のエネルギー源であるブドウ糖は体内に貯蔵しておくことができません。
朝ごはんを食べてブドウ糖を補給をしないと脳へのエネルギー源の供給が不足して脳が働かなくなり、集中力や記憶力の低下を招きます。
マウスやラットの実験ではえさをよく咬むことで記憶力のアップが示されています。
朝食を食べる習慣のある学生は食べない学生より成績が良いという報告もあります。
食べ物が体内に入ることで腸や大腸が刺激を受けて目覚めるため朝の排便の習慣も身につきます。
朝の光と朝ごはんで体内時計をリセットする
ヒトは1日24時間で日中働き、夜眠ると言う生活リズムをつくりあげています。
これは体内時計というからだの仕組みに基づいています。
ところが体内時計は24時間より永めに設定されているために1日1回時間をリセットしないと生活のリズムが乱れ、睡眠や成長に悪影響がある心配があります。
朝日を浴びて朝ごはんを食べることにより体内時計をリセットすることができます。
加えて帰宅したときには手洗いとうがいを忘れずに、さらに生活の中で鼻呼吸をいたしましょう。
毎日のよい習慣を身に付け心も体も手入れを怠らず健康を維持しましょう。