歯ならび、不正咬合でお悩みの方へ 目立たない矯正で自然な笑顔を 久野歯科医院です
アソアライナー治療例 女性N.T様 その2
アソアライナーはプラスティック材料の弾性をを利用して、必要な強制力を必要な部位に選択的に矯正の力を加えて歯を移動させていきます。
クリアライナーと似ている透明な矯正装置C.P.A(クリアプラスティックアプライアンス)にインビザラインがあります。
インビザラインもアソアライナーと同じように段階的に装置を交換しながら治療をすすめていきますが、インビザラインは治療の開始前に装置がすべて出来上がってくるために当院のように一般歯科治療も受け持っている場合にはアソアライナーのようにステップを踏んで型取りが行われた方が有利であると思われます。
また患者様の使用状態、治療の効果を確認しながら治療をすすめることができます
アソアライナーは通常3~4週間に1度の間隔でお口のなかの型をとりその都度セットアップ模型を作成します。
現在ではデジタルスキャナーを使用して、そのデータから3Dプリンターにてセットアップ模型を作成します。
その模型から厚さの違うラミネート板を使用して複数の装置を作成します。基本的にはソフト、ミディアム、ハードの3の厚さの違うアライナーを利用してアライナーから発現する強制力をコントロールしていきます。
治療経過
ステップⅠ
歯列を拡大してスペースを作ります。アライナーを装着したらシリコンチューブを奥歯で咬むことを指示しました。
ステップ2
スペースを作ることを続けます。咬みこみ運動を無理のない程度に続けてもらいます。強く続けると顎関節に痛みが出ます。
顎に痛みの出ないように注意します。
ステップ3
左右の第1小臼歯と犬歯の間を0.2㎜ストリッピングを行ないます
ステップ3のアライナーは0.2㎜ストリッピングを行い後方に移動させたものを装着してもらいます。