痛みの無い歯科治療に努めています 常滑の歯医者 久野歯科医院です
皆様に役に立つ歯科の情報をわかりやすくお知らせします
日本では4月は年度の始まりで子供たち、学生、新社会人、その他の人も新しいスタートの時期となります。
新しく小学校に入学する新1年生を子供に持たれているお母様にとっても期待と不安が交錯する毎日を過ごされることでしょう
小学新1年生の保護者の方へ
歯とお口の重要性について
お口は食物を摂取して咀嚼を行なう、食べたり、飲んだりするする器官であると共にしゃべったり、他の人とのコミュニケーションの手段として感情や愛情の表現をしたり自分の意思を伝えるなど「生きる」ための大切な器官です。
またお口のなかを清潔に保つことが全身の健康につながることが数々の報告によりわかっています。
歯の形とそれぞれの役目
前歯は植物や野菜、果物をかじりとる役目をしていて上顎に4本下顎に4本合計8本の永久歯があります。
犬歯は肉食動物が肉や魚を噛み千切る役目があり、上顎に2本下顎の2本、合計4本の永久歯があります。
奥歯は草食動物が穀類などをすりつぶす役割りがあり上顎に8本、下顎に8本合計16本の永久歯があります。12歳で第2大臼歯が萌出を完了して永久歯列弓が完成します。
新1年生では上下顎の第Ⅰ大臼歯(6歳臼歯)が生え始め、下顎の前歯から乳歯が抜け始めついで上顎の前歯が乳歯から交換が始まる頃となります。
人は雑食動物です。
野菜、果物:2、肉、魚:1穀物:4の割合でバランスよく食べ利用に心がけましょう。
食育について
近頃、偏った栄養の摂取や朝食を食べないなどの食生活の乱れや肥満・痩身傾向など食に関わる子供たちの健康問題が生じています。
子供たちが食に関する正しい知識と望ましい食習慣ができるように家庭でも積極的に食育に取り組んでいくことが大切です
毎日、朝食をとる効果について
毎日朝食を食べる子供ほど学力調査の平均正答率が高い傾向にあることが学年・強化において明らかになっています。朝食を食べると成績がアップします。
朝食を摂ることにより身体にエネルギーを補給して集中力や、やる気、体力を発揮させて1日の体のリズムを整えることができます。
男子、女子共に毎日朝食を食べる子供ほど体力合計点が高い傾向にあります。朝食を摂ることで眠っていた脳や体を目覚めさせ、勉強したり運動したりするためのエネルギーの素になります。
噛ミング30
噛ミング30(カミングサンマル)は厚生労働省が推進しているひとくち30回以上咬むことを目標とするキャッチフレーズです。
よくかむことで唾液が分泌され食物を消化しやすくなり肥満の予防につながります。
唾液の分泌は加齢と共に減少しますが良くかむことが習慣となっていると唾液の分泌を促進させることができます。
かむことにより脳が刺激を受けて頭に働きが活発になります。
必ず30回かむというのではなく今より噛む回数を増やして味わって食べることを心がけましょう。
そうすることで健康で心豊かな食生活が送れるようになります。