歯ならび、不正咬合で、お悩みの方へ 常滑市の歯科、矯正歯科の久野歯科医院です。
了解をいただきました主に常滑市のご在住の患者様の矯正歯科の治療経過を通して処置方針、治療期間、治療費用などをお知らせいたします。
常滑市あすか台在住 女性 T.M様 八重歯と叢生の治療報告その6 抜歯症例
どのように治療が進んでいくのか治療経過の写真を提示して説明してまいります。
治療経過の報告
キャナインリトラクション(犬歯の後方への移動)を開始しました。
キャナインリトラクション(犬歯の後方への移動)は正しい上下の犬歯関係の確立をめざして行なわれます。
そのために上顎では犬歯と第一大臼歯にパワーチェーン(歯列矯正用エラスメトリックチェーン)を伸ばして装着しました。
第1大臼歯と第2大臼歯は固定源(抵抗源)とするために連続的に結紮線で結紮してあります。
下顎は脇の前歯と犬歯の間の位置に立てたフックと第2小臼歯とに伸ばしたパワーチェーンを装着しました。第二小臼歯前方への移動を図り、上下の犬歯の位置的関係を確認しながらキャナインリトラクションをおこなっていきます。
使用材料について
上下の使用ワイヤーは上下顎ともトミー社0.16×0.16レクタンギュラーナブライトアキューアーチを使用しました。フックにはTPオルソドンティクスジャパンのクリンパブルフックを使用しています。
キャナインリトラクションに使用しているゴムはデンツプライ・シロナ社製のプロチェーンのエキストラスーパーライトフォースを使用しました。