常滑で112年の歴史のある歯医者 久野歯科医院です
皆様に役に立つ歯科の情報をわかりやすくお知らせします
健康のために食事・食習慣の見直しをしましょう
食べることは命の元です。
食べることは元気と健康のもとであり人生の楽しみの一つでもあります。
食べられなければ最近話題となっているオーラルフレイルに陥り、やがてはフレイル(虚弱)になります。
食べることはフレイルの予防にも大きく影響を与えるものです
栄養バランスのとれた色は健康を育み、病気を未然に防ぎます。
食べ物の色に焦点を当てておのおのについての役割りを考えてみましょう。
緑の食べ物の役割り
緑の食べ物は体調を整える役割りがあります。緑の食べ物に含まれる栄養成分は食物繊維とビタミン。
お通じを良くしたり、むし歯や歯周病などの生活習慣病の予防をします。
体の中をきれいにします。
特に緑黄色野菜のグループにはビタミンやミネラルが豊富に含まれています毎日摂ることが大切です。
緑黄色野菜にはほうれん草、ピーマン、にんじん、トマト簿ロッコリー、かぼちゃ、ねぎ、にら、青梗菜、小松菜など、果物に歯みかん、イチゴ、スイカ、バナナ、ぶどう、りんご、メロン、キウイ、柿など淡色野菜、海草、きのこ出歯大根、キャベツ、セロリ、たまねぎ、燃やし、白菜レタス、ナス、きゅうりとうもろこし、ひじきのり、しいたけ、シメジ、えのき、こんにゃくなどがあります
黄色い食べ物の役割り
黄色い食べ物は体をうごかす時のエネルギーとなります。
何かが動くときにはエネルギ-が必要です。
乗り物はガソリンや電気が必要なように人間では黄色いの食べ物がその役割を果たします。
含まれている糖質はあなたの力(パワー)になり、熱を生み、体を温めます。ただし偏りは禁物です。
お菓子や麺類の取りすぎには注意が必要です。
塩と共に摂りすぎると動脈硬化をすすめ、血管の老化が進みます。
穀類としてご飯、パン、餅、蕎麦、パスタ、ホットケーキ、小麦粉、イモ類ではジャガイモ、サツマイモ、サトイモ、ヤマイモ、春雨、お菓子・脂・砂糖では煎餅、ビスケット、アイスクリーム、蜂蜜、バター、マヨネーズ、ピ-ナッツ、くるみ、アーモンド、サラダオイルなどがあります
赤い食べ物の役割り
赤い食べ物には命を支える大切な栄養であるたんぱく質がたくさん含まれています。命を宿す卵や豆、命を育てる牛乳。
命そのものの動物。
ヒトは赤い食べ物なしでは健康で丈夫な体を作り上げ、成長することはできません将来のために成長期にしっかりと摂ることが大切です。
成長期にある若年者だけでなく、高齢者もたんぱく質を十分摂ることが健康長寿の秘訣になります。
血管の老化を防ぐ効果も期待できます。
大豆類にとうふ、納豆、油揚げ、枝豆、キナコ、湯葉、味噌、おからなどがあり、肉・たまご・乳には鶏肉、豚肉、牛肉、羊肉、レバー、ハム、ベーコン、牛乳、チーズ、ヨーグルト、卵など魚類ではアジ、鯖、鰯、マグロ、かつお、鮭、鰻、イカ、たこ、ワカサギ、あさり、シジミなどです
色々な食べ物を上手く選んで、バランスよく食べましょう。偏食には注意が必要です。
むし歯や歯周病の予防は歯磨きなどのオーラルケアだけではありません。
食事や食習慣も大きく影響します。
当コラムや当ブログでも繰り返しお伝えしているように、むし歯や歯周病はむし歯菌や歯周病菌による感染症です。
また全身の色々な疾患に関与していることがわかってきています。
単に甘いものを食べるからむし歯になる。年だから歯周病になるわけではありません。
口腔ケアで歯周病菌やむし歯菌を取り除きましょう。
ブラッシング、フロッシングなどのセルフケアと定期的な歯石の除去、PMTC,歯周ポケット内のクリーニングなどのプロフェッシオナルケアが予防の両輪です。
食習慣
よく咬めば、唾液は十分出てきます。唾液はお口のなかを洗浄してくれます。
だらだらと食べているとお口のなかが絶えず酸性の状態に傾き、酸によって歯の成分が溶け出してしまいます(脱灰)。十分なむし歯ができる環境が出来上がってしまいます。食事は時間を決めて規則正しく食事をします。
規則正しく食事をすることで唾液が酸性に傾いたお口のなかを中性にしてとかされた歯の成分をもとに戻します(再石灰化)
生活習慣
生活習慣のなかに鼻呼吸を取り入れましょう。
お話・おしゃべりをしている時は口呼吸をしています。口呼吸はドライマウスの大きな原因となり歯垢が着きやすくなります。
細菌が繁殖しやすい環境を作り出します。鼻呼吸を行なうことにより免疫力がアップします。
鼻呼吸で舌の位置があがり、舌背が口蓋につき、歯ならびにもよい影響が出ます。