歯ならび、不正咬合で、お悩みの方へ
常滑市の歯科、矯正歯科の久野歯科医院です。
了解をいただきました主に常滑市のご在住の患者様の矯正歯科の治療経過を通して処置方針、治療期間、治療費用などをお知らせいたします。
どのように治療が進んでいくのか治療経過の写真を提示して説明してまいります。
常滑市明和町在住の女性27才 W.R様 その6 過蓋咬合・叢生 抜歯症例
治療経過
キャナインリトラクションのステップを終了しました。
次のステップのアンテリアリトラクションにすすみます。
上顎はエステティック0.16×0.16レクタンギュラーステンレススチールワイヤーに、ホワイトコートしたフックを新しく装着しました。
下顎にはエステティック0.16×0.16レクタンギュラーのステンレススチールワイヤーに交換、装着しました。
アンテリアリトラクション(前歯の後方移動)には今回のように、エラストメトリックチェーンのゴムを使用するスライディングメカニクスを使用する場合とワイヤーにループを付与して行うループメカニクスを使用する場合があります。
どちらの方法にもそれぞれの利点と欠点がありケースごとに最適であると考えられる方法を採用しています。
ワイヤーの後端をプライヤーで把持して後方に引くことによりTループが活性化してTループが本来の形に戻ろうとする力を利用して前歯を後方に移動させます。
さらに右側の奥歯の咬みあわせは改善されてきていますが引き続き上顎右側犬歯をフックつきの結さつ線(コバヤシフック)で結さつしてフックと下顎右側第2大臼歯のチューブについているフックの間でClass2の顎間ゴムを食事の時以外装着、使用してもらいます。