納得感重視の矯正歯科治療なら 常滑の久野歯科医院です
歯並びや不正咬合でお悩みの方へ
了解が得られました主に常滑市、知多市在住の患者様の矯正歯科治療を通して処置方針、治療期間、治療費用、矯正歯科治療へで生じる可能性のある副作用などについてお知らせします。
どのように治療がすすんでいくか写真を提示して説明してまいります
常滑市大野町在住 K.M様の治療報告 その6
今までの治療経過
当初の処置方針では叢生を改善するために上下の顎の側方への拡大を行ない、乳歯の交換の時期や順序に注意して永久歯への交換のスペースの確保を行ないながら永久歯列の完成まで小児矯正を続ける予定でした。
しかし、下顎の左側の第2乳臼歯が正常に交換しないため抜歯を行ないましたが、第2小臼歯は生えてきませんでした。
そこで、開窓手術を常滑市民病院の歯科口腔外科の籐武智先生に依頼し第2小臼歯を牽引することにしました。
牽引が行なわれて、歯肉から顔(歯冠)をだしてきた第2小臼歯は4分のⅠ回転の捻転をしており、第2小臼歯を牽引するため主にアンカー(固定源)としていた第1大臼歯と第Ⅰ小臼歯が牽引の反作用で傾いてきました。
矯正歯科治療で歯を移動させる場合には、アンカー(固定源・抵抗源)や作用・反作用について常に考えておかねばなりません。
新たに模型採取、口腔内写真の撮影、レントゲン撮影を行ない K.M様とお父様に現在の状況を説明して治療の継続の必要性をお話して、
本格矯正に移行することとしました。
下顎左側第2小臼歯以外、すべて永久歯への交換が完了しました
正中にずれが生じています
右側の臼歯関係は現在のところClass1に近い関係です
左側では牽引の結果第2小臼歯の歯冠部が見えてきています
牽引の副作用で第1小臼歯が後方へ、第1大臼歯が前方へ倒れこんできている様子が見られます