常滑で112年の歴史のある歯医者 久野歯科医院です
皆様に役に立つ矯正歯科の情報をわかりやすくお知らせします
ブラックトライアングルの治療その2
患者様は知多市在住のM.E様 女性です。
ブラックトライアングルの治療法
患者様に治療法について説明をいたしました
1.接着技法による歯の形態修正でブラックトライアングルを解消する
レジン(プラスティック)でダイレクトボンディングをおこないます。短時間で処置できますが、お口のなかの過酷な環境を考えると接着面の耐久性に注意が必要です
2.アライナー(マウスピース矯正)の矯正治療でブラックトライアングルを解消する
コンタクトポイントの接触面を長く広くするために歯の形をストリッピングにて整え、ブラックトライアングルを解消します。
アライナーは17時間以上の装着が必要です。
取り外しができることが長所でもあり短所でもあります。
治療していることが目立ちません。
3.部分的なブレースとワイヤーによる矯正治療でブラックトライアングルを解消する
アライナーでの治療と同様にコンタクトポイントの接触面を長く広くするために歯の形をストリッピングにて整え、ブラックトライアングルを解消します。
はずすことができないので確実に治療ができますが、目立ちます
処置方針の決定
今回は患者様のご希望もあり、より確実な方法でブレースとワイヤーを使用した部分矯正で治療を行なうことに決定しました。
左右中切歯の隣り合った部分をストリッピングを行い歯の形態の修正を行なってロングコンタクトの状態をつくりコンタクトポイントの接触面を長く広くするために歯の形をストリッピングにて整え、ブラックトライアングルを解消するように計画します。