常滑で112年の歴史のある歯医者 久野歯科医院です
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生活習慣病について
歯周病も生活習慣病のひとつです
1996年以前は生活習慣病というのは「成人病」といわれていました。
かつては病気になったら早めに見つけて早く治しましょうと言う考え方でした。
これは早期発見、早期治療と言う考えかたです。
これを疾病の2次予防と言います。
この考え方は現在でも大切です。
また病気にならないようするにはどうすればよいか、といった病気の予防がさらに大切であると考えられるようになりました。
これは1次予防の概念と言います
成人病は大人だけではなく子供の発症もあることから、子供の頃から望ましい生活習慣を身に着けようという視点から毎日の生活習慣を見直すことが必要とされ「生活習慣病」と名づけられました。
生活習慣は毎日の暮らしの中で、繰り返され、小さい頃からの積み重ねによって、自然に身に付けられていきます。
歯周病は生活習慣病のひとつで、お口になかを清潔にして歯を磨くという子供の頃からの生活習慣の良し悪しが大人になって歯周病を発症して悪化することに影響を大きく与えます。
ブラッシングに代表されるオーラルセルフケアも、いざそれを改めようとしても子供の頃からの習慣は、なかなか改められるものではありません。
正しい知識を持って、確かな方法で、適正な道具(歯ブラシ、フロス、歯間ブラシ、ワンタフトブラシ)を使用することで誰でもオーラルセルフケアが可能ですが、よい習慣を身に着けなければお口の健康を獲得して、維持することはできません。
急に変えることはなかなか大変です。
それだけに子供のときからの生活習慣はとても大切です。
生活習慣病には食習慣に関係しているものの他にも運動習慣、喫煙、飲酒に関係しているものも多数あります。
食習慣に関係する生活習慣病
インスリン非依存型糖尿病、肥満、高脂血症、循環器疾患、大腸がん、歯周病
運動習慣に関係する生活習慣病
インスリン非依存型糖尿病、肥満、高脂血症、高血圧
喫煙に関係する生活習慣病
肺がん、循環器疾患、慢性気管支炎、肺気腫、歯周病
飲酒に関係する生活習慣病
アルコール性肝疾患、歯周病
歯周病は多くの生活習慣に関係しています
では適切な健康習慣とはどういうものでしょうか
カリフォルニア大学ロスアンゼルス分校(UCLA)のブレスロー先生は7つの健康習慣を提唱しています。
7つの健康習慣とは
①7~8時間の適正な睡眠時間
②喫煙はしない
③適正な体重の維持
④過度の飲酒はしない
⑤定期的な激しい運動(毎日30分のはや歩き)
⑥朝食を毎日食べる
⑦間食はしない
というものです。
くわえて生活にリズムを持ち、人生に目標を持って生きることが健康長寿の秘訣になります