歯ならびでお悩みの方へ 常滑の歯科、矯正歯科の久野歯科医院です
了解を得られました患者様の治療の経過を報告します
どのように治療がすすんでいくか写真を提示して解説していきます
常滑市矢田在住 H.N様 19歳女性 上下顎前歯叢生 抜歯症例 その1
患者様の概要
H.N様は上顎左側の犬歯が飛び出していることと、下顎前歯がガタガタであることを気にされてお母様と矯正相談にて来院されました。
最初にお口の中を簡単に拝見させていただき、印象をお話してご了承が得られましたので診断のための資料採取をおこないました。
処置方針
上顎の犬歯が前歯の脇の歯(側切歯)の外側に位置しています。
この状態を犬歯の異所萌出といいますが犬歯の歯根の先(根尖)は側切歯の根尖より後方に位置していました。
そのために犬歯を正常な位置に移動させることも考えましたが、犬歯を移動させる距離が長くなり、治療期間も長くなり、現実的ではないと判断し,異所萌出している犬歯を抜歯して左側第Ⅰ小臼歯を犬歯のかわりとして矯正歯科治療を行なうこととしました。
その他の部位は第Ⅰ小臼歯を抜歯します。