常滑の歯医者久野歯科医院です
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お口のセルフケアで気をつけたいこと
磨きのこしに注意しましょう
毎日歯を磨く習慣ができているので、歯磨きには自信があるという人でも詳しく調べてみると、磨けていない割合が32%、やや磨けていない割合が49%となっており、約8割の人は磨き残し多くみられました。
また年代別で見てみると40~50歳代(82%)、60~70歳代(69%)にくらべて20~30歳代のひとは約9割の方に磨きのこしがあるとの報告があり、若い世代ほど磨きのこしが多いことがわかりました。
また20歳代は成人のなかで、歯科受診率が最も低いことが報告されています
磨き残しの多い部位
歯垢(プラーク)の残りやすい部位は歯と歯の間と歯と歯ぐきの境目、奥歯の奥です。
歯並びの悪いところは歯列がでこぼこしていて、歯ブラシの毛先が汚れている歯面に届きません。
日本人の4割は歯が重なっている叢生となっているという調査報告があります。
磨きのこしをなくす方法
ご自身のブラッシングの癖を見つけて磨きにくい部分を確認したら、補助用のオーラルケアアイテムを使用します。
オーラルケアアイテムには歯間ブラシやデンタルフロス、歯ブラシの毛先の届きにくい箇所の志向をピンポイントで取り除くことができるワンタフトブラシなどを使用します。
寝ているときには唾液の分泌量が少なくなります。
さらに口呼吸が加わるとお口のなかが乾燥傾向となり細菌がおおく繁殖します。
寝る前にはしっかりとブラッシングしてデンタルリンスを利用して最近の増殖をおさえます。
フッ化物(フッ素)を利用しましょう
歯磨き剤に使われているフッ化物(フッ素)はむし歯の予防に有効です。
フッ化物には歯のエナメル質を修復する再石灰化を促進する、酸に溶けにくい強い歯にする、むしばきんの働きを弱めて酸が作られるのを抑えるなどの効果があります。
現在日本ではほとんどの歯磨き材にフッ素が配合されています。
高濃度のフッ素配合の歯磨き材も多くなってきました。ポイントはフッ化物をお口のなかに残すことです。
お口をすすぐ回数を少なくしてすすぎに使用する水の量も極力少なくしてフッ素をお口のなかに残すように努めます