入れ歯で苦労されている方、入れ歯で苦労されている方のお世話している方へ
常滑の歯医者 久野歯科医院です
皆様に役に立つ、入れ歯の情報をわかりやすくお知らせします
入れ歯を装着している人は入れ歯を装着していないに比べ、認知症の発症が少ないという報告があります
総義歯の症例 K.K様の報告 その4
治療経過
診査用の模型からできた、精密にお口の顎の型が採れるように準備した装置で、型と咬みあわせを同時に写し取ってきます。
いくら精密に型を採ったとしても、できてくる模型は型を採ったときのひとつの状態を採って来たに過ぎません。
咬みあわせも同様です。
この治療の段階での狂いが、入れ歯の顎への吸い付き程度や咀嚼時の痛みとなってあらわれてきます。
さらに治療を続けて完成前のワックスでできた仮の入れ歯を患者様に装着してみます。
この時点で不備を十分に点検します。
歯の大きさ、前歯と唇の関係、歯列弓の形、舌が窮屈でない歯のならべ方、咬み合わせの高さ、前後左右の咬み合わせのズレなどをチェックして、ある時は細かく時には大胆に変更することもあります。
完成してからの大きな変更はとてもむずかしく、入れ歯の調整時間をむだに長くさせてしまいます。
技工士（テクニシャン）の方に当方の意思、考えを十分に伝える必要がある入れ歯治療の段階です
