久野歯科医院です
皆様に役に立つ矯正歯科の情報をわかりやすくお知らせします
矯正治療の遅れる理由について
矯正治療が後半にさしかかるぐらいの頃から患者様の中には「何時ごろ、装置は取れますか?」とたずねられることがあります。
患者様の歯の移動の大小に関しては個人差があります。
先天性欠如が認められたり、乳歯の晩期残存、骨隆起の存在が治療期間を延長させる場合があります(アンユ―ジャルケース)。
口腔ケアが上手でない患者様には来院のたびにブラッシングをしていただき指導することもあります
また歯に伝える力が適正でなければ、歯根の吸収や歯の移動に影響を与えます。
矯正治療自体は順調にすすんでいても、治療期間が延長する場合もあります
無断キャンセル
治療期間の延長する大きな原因は患者様の予約(約束)のキャンセル(無断キャンセルを含む)にあることも多いと思われます。
2年から3年ほどの長い治療期間の間の、ある期間にキャンセルが多いとトータル的に治療期間の延長となることが考えられます。
特に、女性の患者様では体調の変化にデリケートな1面がありますからより計画的な予約が必要です。
無断キャンセルは必ずよい結果が得られないばかりか無駄な治療期間の延長となります
その他の遅れる要因
また
・予測のできない異常な成長
・多発性のむし歯
・顎関節の異常
・重度の歯周病
などが発生した場合には治療期間の延長または治療の中止を含む、治療計画の見直しが必要になる場合があります。
当院にとりましても患者様の予約の時間はとても大切で貴重なものであるとかんがえています。
せっかくお取りしている患者様の治療の時間が無断キャンセルによって全く無駄な空白の時間となってしまいます。
歯科医師の指示指示の通りに矯正装置が使用できない場合は治療効果が望めませんので治療期間が延長してしまいます。
治療装置の中には効果を最大限に発揮できる時期が限定されているものがあります
ご本人、保護者様の一方的な判断での矯正装置の使用(治療装置の未使用や、装着時間の短縮など)も治療期間の延長となってしまいます。