歯科、矯正歯科の久野歯科医院です
皆様に役に立つ矯正歯科の情報をわかりやすくお知らせします
矯正歯科治療中のオーラルケアについて
矯正歯科治療中の大切なことで最も大事なことにお口の中を清潔にすることがあります。
オーラルセルフケアは矯正歯科治療中にはさらに重要になってきます。
常滑の久野歯科医院では標準治療ではメタルブラケットより随分目立たないプラスティック製のクリアブラケットを使用します。
さらにセラッミックブラケットではコーヒー、お茶、ワイン、カレーなど着色や変色をしません。
しかし、どんなに優れたブラケットであってもブラッシングの仕方などによって変わってきます。
治療期間中の食べ物と歯と歯肉のケアが最も大切になります。
正しいブラッシングは基本です
正しいブラッシングは矯正歯科治療をしている、していないにかかわらず、常にセルフケアの基本です。
ブラッシングは手動、電動のどちらのブラシでもかまいません。
1. 歯ブラシを真っ直ぐに歯とブラケットに当てて後ろから前へと食べかすを取るように磨きます。
2. 歯のかみ合わせの部分を磨きます
3. 手動歯ブラシで10秒か電動歯ブラシで5秒、それぞれの歯ぐきに沿わせて丸く磨くか小刻みに振動させるように磨きます。
毛さきが歯と歯ぐきの境目にくるように行います。
それぞれの歯を丁寧にゆっくり磨きます。
お口をすすいで鏡で磨きのこしがないか確認します。高濃度フッ素含有の歯磨剤を使用しましょう。
ワンタフトブラシを使用する
常滑市の久野歯科医院ではプラウトというワンタフトブラシをブラケット装着時にお渡しして使用してもらいます。
1歯1歯丁寧に歯と歯ぐきの境目を丸く円を描くように使用します。
デンタルフロスの使用はとても効果的
デンタルフロスはワイヤーが装着されると使いづらいですがフロススレッダーを使うとスムーズに使用できます。
フロスの使用ができると非常に効果的なオーラルケアができます。
1. フロスを40センチぐらい切ります。
2. フロスをフロススレッダーに通し、歯とワイヤーの間にフロススレッダーを通します。
3. フロスを途中まで引き、フロススレッダーをはずします
4. ゆっくりと歯と歯の間を前後にフロスを動かしながら歯間部にいれて清掃します
ラバーチップの使用
ラバーチップは磨きのこしを取り除き、歯ぐきの歯間乳頭部の血行をよくします。
歯と歯の間の乳頭部にラバーチップの先端をつけて押すようにマッサージします。
セルフケアの順序について
ワンタフトブラシ、歯間ブラシなどでブラケット周辺やワイヤー部分の細かいところをまず磨き、その後歯ブラシを使用して全体の歯列を磨くと良いと思います
デンタルリンス、うがい薬などでのブラッシング前後のうがいとすすぎはとても効果的だと思います
避けた方がよい食べ物について
硬いものや粘着性のあるものはブラケットが外れてしまったり、ワイヤーが折れたり、曲がったりと治療の妨げになることがあります。
キャラメル、ナッツ、とうもろこし、硬いパンなどは裂けるようにしてください。