歯ならびでお悩みの方へ 久野歯科医院です
了解をいただきました主に常滑在住の患者様の治療経過の報告をいたします
どのように治療がすすんでいくか、写真を提示して解説していきます
常滑市在住 S.M様 23歳女性 下顎前突傾向のある上下顎前突・叢生 抜歯症例 その6
下顎のアンテリアリトラクションを継続しています
治療経過その1
犬歯関係を確立しながらループメカニクスでアンテリアリトラクションを行います
0.16×0.22のT-Loop付きのステンレススチールワイヤーを下顎第2大臼歯のチューブの後方からプライヤーで引っ張ります
その結果、ループの足が開いているのが解ります
ループが元の戻る力により4前歯を後方へ移動させます
治療経過その2
下顎のアンテリアリトラクションはほぼ完了しました
上顎は側切歯と犬歯の間にフックを立てて、エラストメトリックチェーンを使用して、スライディングメカニクスでアンテリアリトラクションを行います
上下顎の前歯は連続的に結紮してあります
第2大臼歯から犬歯まで側方歯も連続的に結紮してあります
犬歯関係はよくなってきています
しかし咬み合わせは不十分です
今後は前歯の接触状態や臼歯部を十分に噛ませるように仕上げていく予定です