目立たず無理せず背伸びせずの常滑市の歯医者 久野歯科医院です
皆様に役に立つ歯科の情報をわかりやすくお知らせします
てんかんと歯科治療について
てんかんについて
突然意識を失って反応がなくなったり、痙攣が起こったりします(てんかん発作)
てんかんは100人中1人に発症する疾患で特別に珍しい疾患ではありません
てんかんの種類
突発性てんかん
一般的なてんかんはこの突発性てんかんのことをいいます
原因は不明です
症候性てんかん
脳梗塞や脳出血などに見られるてんかんで脳血管疾患の後遺症としてもあらわれます
抗てんかん薬のデパゲン(バレリン)は動作を緩慢にする副作用がありますので、患者様を担当する医師で見解が異なることもあり、脳外科の先生や神経内科の先生が対応します
歯科治療について
突発性のてんかんについて、お薬による治療がなされ、コントロールができている場合には全く問題なく歯科の治療ができます
しかし、てんかんの既往のない方でも歯科治療を受ける際には緊張するものです。
てんかんの既往のない方以上に配慮して治療を行なうようにこころがけます。
女性の場合は生理の時期には肉体的にも精神的にも不安定な状態です。
てんかんのある患者様は、よりいっそうの注意をして歯科治療をおこないます
光刺激にも敏感になりますので歯科で使用される無影灯の光が不用意に眼に入ることなく、点灯や消灯を繰り返さないように注意して眼はタオルにて覆うようにして歯科治療を行ないます
抗てんかん薬には歯肉が増殖(腫れる)副作用のある場合が多く認められます。
ブラッシングなどのセルフケアとツースクリーニングなどのプロフェッショナルケアを丁寧におこなうことで歯肉の増殖をおさえます。
久野歯科医院 院長
久野昌士