愛知県常滑市にて小児・成人の歯科矯正を行っております久野歯科医院です。
当院では患者様にご負担の少ない歯科治療につとめており、
より良い生活や皆様の元気な笑顔を守るお手伝いを行います。
見えない矯正装置や、舌側矯正のご相談も承っております。
皆様に役に立つ歯科の情報をわかりやすくお知らせします
■記事の更新日:2022年5月31日(火)13:30
ご自身の歯を長持ちさせるには
歯医者さんを早めに受診しましょう
ご自身の歯を長持ちさせるには、予防とメンテナンスをしっかりと行うことが重要。
一時的な痛みを感じた時や違和感があるときには早めに受診してむし歯や歯周病の初期の段階で治療することが大切です。
症状が進行してしまってからでは治療の範囲が大きくなり、治療する機関、通院する期間、回数、時間も長くなり治療の費用も多くかかってしまいます。
また、症状の進行具合によっては患者様には思いがけず歯を抜くことになる場合もあります。
全身の疾患、すべての疾患に言えることですが、お口の中の疾患についても早期発見、早期治療は大切な事柄です。
歯に違和感がある方は、お近くの歯医者へまずは相談をしましょう。
定期的に健診を受けましょう
自覚症状がなくもむし歯や歯周病にかかっている場合があります。
歯医者で定期的にお口の中のチェックをして歯を失う原因の多くを占めるむし歯と歯周病を予防しましょう。
定期健診に通うと費用が掛かると考えている方も少なくありません。
しかし実際には定期健診を受けることで悪くなってからかかる治療費用の方が多いことがわかっています。
さらにお口の健康を維持することは、全身の健康につながり医療費を抑えることができます。
定期的に歯科健診を受けている人ほど年間の医療費が少なくて済む報告があります。
また歯の本数が多いほど年間の医療費が少なくて済むという報告もあります
なるべく多くご自身の歯を保てるよう、歯医者での定期健診を推奨いたします。
ホームケア・セルフケアとプロフェッショナルケアを両立しましょう
毎日の口の中の手入れはしっかり行う必要があります。
しかし磨きにくい部位や磨けていない部分があるとそこから虫歯や歯周病が発生する可能性が出てきます。
定期的な歯医者でに歯科健診とともに磨きにくいところや磨けない部分のプラークの除去や歯石の除去などのクリーニングのプロフェッショナルケアを受けましょう。
セルフケアとプロフェッショナルケアはオーラルケアの両輪です。
成人を対象とした歯周病予防の調査によると、定期的に歯石の除去を受けると、受けなかった場合に比べ5年間で1本以上の歯の喪失防止につながる事がわかっています。
年に2回を目安に、歯石の除去や歯面の清掃を受けましょう。
キュア(治療)からケア(予防)へシフトしましょう
歯は治療を繰り返すたびに削られて本来の歯の部分がどんどん小さくなってしまいます。
歯冠の部分が少なくなると歯根の部分を利用して支えをつくります。
歯根に求めた支えが咬む力に耐えきれなくなれば、根が割れてしまい歯を抜かなければならなくなってしまいます。
治療による歯の条件、環境の悪化のサイクルから抜け出すためにはお口の健康に気を使い、むし歯や歯周病にならないように予防するサイクルにシフトする必要があります。
フッ化物を利用しましょう
年齢とともに歯ぐきが下がって(退縮)歯の根の部分が露出してきます。
歯根部の歯は歯冠部のエナメル質と違い、弱いためむし歯になりやすく、知覚過敏の原因のひとつになります。
家庭での高濃度のフッ化物含有の歯磨き剤を利用して、定期健診の際に歯医者でフッ化物を塗布してもらいむし歯の予防に努めましょう。
フッ化物は子供の虫歯予防だけでなく成人にも有効です。
なお、高濃度フッ化物含有の歯磨き剤は子供には使用しません。
大切な歯を長く保ち続けるために
歯は、ケアやメンテナンスを怠るとすぐに傷んでしまいます。
一度失ってしまった歯は二度と生えてきません。
ですので、今ある歯を大切に使い続ける必要があります。
当院では矯正歯科治療のほかに、一般歯科としてむし歯治療を行っております。
むし歯や歯周病などの治療から予防まで、なんでもご相談ください。
また、ご自宅でのケアをよりよくするため、ブラッシング指導等も行っています。
ブラッシング方法やご自宅でのケア方法に不安がある方は、いつでもお問い合わせください。
当院は愛知県常滑市を中心に、近隣エリアである知多や半田といった地域からも
多くの患者様にご来院いただいています。
質の高い治療で皆様の生活を支えてまいります。
歯科治療や矯正歯科をご検討中の方は、是非お気軽にご予約ください。
患者様のご状況やお悩み、ご希望に沿った治療プランをご提案いたします。
【本記事の執筆者について】
常滑の矯正歯科専門 久野歯科医院 院長 久野昌士
≪院長の略歴≫
昭和57年:東京歯科大学を卒業する。
昭和57年~61年:東京歯科大学補綴第二講座に在籍
昭和62年~平成1年:愛知学院歯学部口腔外科第二講座研究生
・名古屋YDCAスタディグループ
コンプリートデンチャー研究会に在籍をしながら、
名古屋顎矯正研究会に参加し、現在に至る。